※注意! 結末が分かる内容が含まれています。
『天才マックスの世界』
(`98)、
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』
(`01)、
『ライフ・アクアティック』
(`05)など、「世間からちょっとズレてる変人たちの物語」を撮り続けてきたウェス・アンダーソン監督。彼の作品の特徴は、凝りに凝った美術や衣装、小道具、練りに練ったセリフ回しなどオシャレな要素満載なこと。好きな人はハマるが、それが鼻につく人にとっては「面白いんだけど…」と入り込めない原因となってきた。自分はもちろん前者。なので、後者のような人の意見を聞くと、「アレは作品にとって意味のあるモノなんだよ!」と口を酸っぱくして反論してきたのだが、どうも理解してくれなかったんだよなあ…。反省。