2009年1月22日木曜日

『WALL・E/ウォーリー』  夢も希望もない社会を救う、イノセンス。

※注意! 結末が分かる内容が含まれています。


フルCGアニメという枠を超えて描きたかったこと

ピクサーの新作といえば外れがないことで有名だ。

当初はフルCGアニメの目新しさばかりが喧伝されていたが、今では彼らの生み出すキャラクターの秀逸さ、物語のオリジナリティ、映画演出の鋭さ、過去の名作に対してのシャレたオマージュなどの質の高さが評価されている。

そして最新作 『WALL・E/ウォーリー』ではCGだけではなく、本物の役者による実写場面まで登場する。アニメの枠さえ超えようとして、彼らは何が作りたかったのか?  監督・脚本のアンドリュー・スタントンは、とあるインタビューでこう答えている。
「少年時代、『スター・ウォーズ』(`77)や『エイリアン』(`79)などのSF映画が私の心をときめかせてくれた。あの感覚を今度は私が多くの人に伝えたい-」