2009年7月16日木曜日

“可哀想な沖縄”が奏でる少女漫画チックなメロドラマ~『川は流れる』



桜坂劇場で行われている「沖縄娯楽映画」特集にて『川は流れる』(`62)を鑑賞する。沖縄出身歌手・仲宗根美樹の同名ヒット曲に着想を得た作品なのだが、これがもう、びっくりするぐらいのメロメロドラマだった。 


2009年5月4日月曜日

ボンクラの妄想大爆発!~『ウォンテッド』


今さらながら『ウォンテッド』(`08)をDVDで見たのだけれど、いやあ驚いた。

男なら誰しも持っている妄想をビッチリと隙間なく埋め尽くした素晴らしい(良い意味で)ボンクラ映画だったのだ!

2009年2月13日金曜日

『CHEチェ 28歳の革命』 『CHEチェ 39歳 別れの手紙』 赤いキリスト、ゲバラ。




革命から遠く離れて。

世界中が混沌としている。
中東の戦火は鎮まる気配は無いし、アメリカも消費社会のツケが回って尻に火が付いた。ヨーロッパもアジアも、そしてここ日本でも政治・経済制度が疲弊し、けれど、どうしたら良いかダレも分からない状態だ。ましてや日々の生活に窮している一庶民の僕なんかが未来を夢見ることなど出来やしない。
一体、どうしたら良いのやら…。
そんなとき、一筋の光明を見せてくれる作品が現れた。

『CHEチェ 28歳の革命』(`08)、『CHEチェ 39歳 別れの手紙』(`08)。キューバ革命の若き英雄、エルネスト・チェ・ゲバラの栄光と死に至るまでを克明に追った、2部作合わせて4時間半の大作である。

2009年1月22日木曜日

『WALL・E/ウォーリー』  夢も希望もない社会を救う、イノセンス。

※注意! 結末が分かる内容が含まれています。


フルCGアニメという枠を超えて描きたかったこと

ピクサーの新作といえば外れがないことで有名だ。

当初はフルCGアニメの目新しさばかりが喧伝されていたが、今では彼らの生み出すキャラクターの秀逸さ、物語のオリジナリティ、映画演出の鋭さ、過去の名作に対してのシャレたオマージュなどの質の高さが評価されている。

そして最新作 『WALL・E/ウォーリー』ではCGだけではなく、本物の役者による実写場面まで登場する。アニメの枠さえ超えようとして、彼らは何が作りたかったのか?  監督・脚本のアンドリュー・スタントンは、とあるインタビューでこう答えている。
「少年時代、『スター・ウォーズ』(`77)や『エイリアン』(`79)などのSF映画が私の心をときめかせてくれた。あの感覚を今度は私が多くの人に伝えたい-」